2012年3月14日水曜日

小学校で図工ーその5(No.149)

小学校での図工ゲスト授業の4日目。

残りの2回は、余計なことをせずに
制作時間をできるだけ確保の作戦。
もう、子どもたちは十分に勢いが
ついているので、どんどん進む。
いつもの黒板落書きも、シンプルに「
励まし・応援」モードに。

もちろん進行には個人差がある。この
あたりから、子どもたちそれぞれを、
出来るだけじっくりゆっくり、声をか
けながら見ていく。こちらがゆったり
構えていくと、不思議と子どもたちも
落ち着いて作品に向かい合っていく。

みんな、本当に楽しそうなイイ笑顔で
描いている。お見せ出来ないのが残念
なくらい。

子どもたちも、こちらも、やっとペー
スが安定してきた。こうやって見てみ
ると、いかに日頃からの取り組みが大
切かがわかるなぁ。ペース取りは、縦
走登山やマラソンなんかにも共通する
ような気がする。

いつもは単発のワークショップが多い
から、どうしても「勝負!」的な勢い
で雰囲気を創っていくことも多い。で
も実はこういった、落ち着いて創作に
向かい合う事が、子どもたちにとって
(もちろんおとなにとっても)大切な
んだな、と実感。

さて、次回は最終回。ちゃんと子ども
たちの中にあるものを引き出すきっか
けくらいはできるかも、と感じつつの
90分間。

まだあと一回、つづく。

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