2011年4月29日金曜日

全線開通!(No.126)

今さらだが、九州新幹線CMがすごく良い。

九州新幹線の全線開通(3月12日)のCM
なんだけど、まるで今の日本のために作ら
れたような素晴らしさ。

なんといっても、ひたすら楽しいのが良い。
この「なんかいいもの見ちゃったな〜」感
は、いろいろ参考になる。

個人的には、もう5年以上前に「人のつなが
り」をたどる絵本をつくるために、北海道を
一人取材していた時を思い出した。
この企画は結局ボツになってしまった(取
材した多くの、当時小学生の皆さん、本当
にゴメンなさい!)けど、もう一回チャレン
ジしてみようかな、という気にさえなった。

がんばり力って、意外なところにスイッチが
あったんだ。

ぜひ、180秒バージョンを!


画像は、新幹線とは関係ないけど、鹿児島駅の
路面電車。

とにかく、
祝!新幹線・青森〜九州全線開通!乗りたいね〜。

2011年4月27日水曜日

任務(たぶん)完了!(No.125)

日曜日の、H政大学での講義&ワークショップ・
『エッとえぇの絵』は無事に終了。


上の画像は、話の核心部!なんだけど、実際に
聞いた人にしかわからない、はず。

今回は、講義(話)1時間に2時間の実技制作
を行う形だった。普段は、話と実技を織り交ぜ
ながらのワークショップなのだが、ちょっと思
うところあって形を変えてみた。

いつものやり方を熟練させて行く方が、完成度
も上がるし、受け手も安心感がある。
それも大切なのだが、今回は時期的な事もあり、
講義で新しい試みをしたかったのだ。

なので、完成度は正直低く、少々聞きにくかっ
たと思う。でも、皆さんちゃんと聞いていただ
き、ありがたかった。参加者の方々に感謝。


さて、何が新しい試みだったかというと、直接
対面して話すことでしか伝えられない内容と方
法である。

具体的には、話しながら画像を適時スクリーン
に映していくプレゼン方式と同じなのだが、映
すものが違う。

通常は、内容を確認させるための事実、つまり
話の内容と同じものを表示し、話と画像で説明
し合うことで理解を深めていく。

今回は、絵本やイラストなどで使う手法で、話
と画像の内容が重複しないように、わざと説明
し合わないようにして、内容が聞き手の中で膨
らむように目論んだ。

でもね、完全な練習不足だったんですよ。
なにせ、不完全ながらも内容と素材が完成した
のは、当日の朝am5:00・・・。

またやってしまいました・・・本番当日寝不足。

新作は練らすのに、準備も時間もかかる。とい
う事は十分に分かっていたので、2週間ほど前
から他のほとんどの仕事を放っぽっておいて猛
ダッシュ!したのですが・・・。
(仕事遅れ・スミマセン!!)

後で少し参加者の方と話した時、何人かの人は、
その試みに面白さを、多少は感じ取っていただ
いていたのが救い。光は少し見えた。


今回の様に、講義やワークショップに限らず、
イラストや絵本などの作品も、基本は気楽に楽
しんで聞け、スっと自然に意図する大切な事が
しみ込んでいくような表現を目指しているので、
もっともっと研究や練習が必要と感じた。

もちろん、現場体験が一番大切で、考えるより
も行動がもっとも内容を飛躍させてくれる。

いや、考えて行動してまた考える、の繰り返し
かな。

変人と言われようとも、やらねばね。




2011年4月17日日曜日

エッえぇ絵(No.124)

来週の日曜日(4月24日)は、東京(法政大)
でセミナー講師として、講演とワークショップ。

まあ、相変わらずの、こんな感じ。

東京保育問題研究会の春のセミナー企画として、
なので一般の方も、たぶん参加可能かと思う。

本当は、もっと別の手慣れた内容を予定していた
ので、事前告知は「ものづくりで楽しもう」とい
うタイトルで、関係者にはお知らせが回っている
ようである。

が、ちょっと思うところがあって、上記のような
内容に変更をした。担当の方、すみません・・・。

内容を新作に変更したので、構成の組み立て作業
は直前まで続く。

さらに、いつものように内容に基づいたタイトル
も、ちゃんとひねり出したよ。

日本中が、なんだか落ち着かないこんな時だけど、
いつも通りの、楽しくて、でも人によっては深く
考えるためのヒントになるような、そんな時間を
提供してみたい。

ストレートで変化球?的な工夫が、うまく伝わる
とイイな〜。

2011年4月4日月曜日

こどもの創作力(No.123)

3月の終わりは、長男(小5)の誕生日だった。

工作好きの長女(小2)は、前日からせっせと
プレゼントの工作づくり。つぎつぎに傑作品を
生み出していく。すごいな〜。

で、とうとう自作の面白さ(?)に我慢できな
くなったのか、「あ〜、もう今すぐ誕生会した
い〜!!」と絶叫。

先の見えない震災被害や原発事故に、おとなは
悶々としていたが、なんだか子どもの創造力に
少し救われた感じがした。

直接的な、即効的な、現実的な、すぐ目に見え
る事柄も、この時期ものすごく大切なんだけど、
同時に絵や工作を楽しんで、心を遊ばせる事も
大事になってくるだろう。
これは、こどもにとっても大人にとっても。

そんな事を、好き勝手な工作で嬉々としている
子どもの様子から教えられた。

守る事も大事だけど、放つことも大事。ほんの
少しづつでも、希望につながる気持ちが生まれ
ますように。

自分なりに、何か出来ることがあれば、と思う。