2019年9月17日火曜日

かがくのとびら展/後編(No.185)

15年ぶりに復刊ハードカバー化
された自著
「まんまるダイズみそづくり」



その絵本の内容で関わらせて
いただいたのが
「あけてみよう かがくのとびら展」
です。

(*かがくのとびら展については、
前編も参照してね)




そう、この展示のために発掘され、
限定復刊となったのです。

あんまり復刊が嬉しかったので、
展示現場でのトークイベントもさせて
いただきました。




1日に3回、一回15〜20分程度で、
展示されている大豆が小ダイズくんに
なり、そこに命を吹き込んでダイズくん
となって、そのダイズくんが絵本を
読み解説する(?)という、 謎でベタな
演出で挑んでみました…。

子どもたちは思いのほか信用してくれ、
大人からは失笑を誘う、という本望の
結果。  よかったよかった。


絵本そのものが大豆の視点で語られて
いますし、展示と絵本をつなぐという
意味でもダイズな(大事な)演出なんです
よね、実は…。

こういうイベントが、前編で書いた視点
のレイヤーを調節するためのきっかけや
ヒントになれば嬉しいな、感じます。



絵本のサイン時には、会話しながら
ひとりひとりの名前と簡単な似顔絵
を描いて喜んでもらえたのが、個人的
には嬉しくて勉強にもなりました。

絵本も売れて、展示会場も活気づき、
来場者も得な気分になると、スタッフ
も嬉しい近江商人状態。

やっぱり良い現場は楽しいですね。


素晴らしい展示の科学展で、しかも
自分の絵本内容が立体展示されている
その場所でトークイベントが出来た
ことは、とても有意義な体験でした。

関係者の皆様、見に来ていただいた
方々、その場で楽しんでくれた子ども
たち全てに深く感謝しつつ、さらに
精進して芸を磨かねば、と感じたの
でした。


「まんまるダイズみそづくり」、
限定発売なので、今のうちに買って
くださいね。(←やっぱりそこか!)




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